ドリーム小説
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伊野尾くん小説
「うっそ!アタシ不合格!?」
数学のテスト。
70点以上が合格らしいんだけど、
アタシはわずかに68点。
「マヂでー?!
今までギリギリでも合格してたのに!ヤバっ!」
「いいじゃんっ、梓紗♪
そういう気分も味わってみなって」
「そういう問題?!」
イケメン教師の秘密
「橘ー」
「はいっ、なんですか」
「お前、どうした?初めてじゃないか、不合格なんて」
「え、先生。なんですか、それ」
「いや、まさかな、と思って」
「…で、なんなんですか!なんで呼んだんですか?
これを言うためだけに呼んだわけじゃないですよね?!」
「…わかんないトコあったのか?」
「あー、はい、まぁ。なんとかなるかなーとかって」
「と、思いまして先生は!」
…何考えてるんだこの人。
ホントに教師か?
「今回の数学満点だった、伊野尾にお前に数学みてもらうことにしたからっ!」
・・・・はい?
「え、なんでですか?!」
「いーから、習っておきなさい。伊野尾からは了解、得たから。
再テストの2週間後までだから」
「え、そんな」
「どうしよう…、早絵…伊野ちゃんがアタシの先生だって」
「良かったじゃんー!伊野ちゃん気になってたんでしょ?!」
「う…、気になるっていうか・・・・好き、かな…」
「きゃぁ!梓紗青春だねぇ!
今回ばかりは先生に感謝しときな!
じゃぁ、これから授業受けるんでしょ?アタシ帰るね、じゃぁね!」
「ばいばーい」
伊野ちゃんとは前から仲良かったけど、
好きだって気づいたのはごく最近。
伊野ちゃんが頭いいっていうのは知ってたけど、
まさかあんな難しそうなテストで100点なんて…。
ガラッ
「おー梓紗、68点だってなーぁ!お疲れっ♪」
「何それ、ヒドすぎでしょ!!」
ひゃー、話しかけられただけでもドキドキするー。
好きだなんて気付かなきゃ良かったー!!
「はい、じゃぁ始めよっか」
「う、うん」
ここがね、と説明を始める伊野ちゃん。
シャーペンを持ってノートを開く伊野ちゃんの手が
すっごく綺麗で見とれていた。
「梓紗?何、どうした?」
「あ、いや!なんでもない!!んで、どうすんの?!」
「あー…うん、ここがこの公式で…」
恥ずかしくてノートに顔をうずめるアタシ。
伊野ちゃんの手が目の前に伸びてきてビックリして顔を上げた。
・・・伊野ちゃん、近い・・・。
伊野ちゃんの顔がめっちゃ近い…。
どうしよう、顔絶対赤くなってるよ!
「ごめん!ちょっとトイレ行ってくるね!
アタシに分かり易く説明できるように考えてて!」
「え、ちょ、梓紗」
2週間ももたないよ、、、
教室に戻ると…伊野ちゃん、すごく考えてた。
悪いこと・・・しちゃったかな?
「伊野ちゃん?」
「ああ、梓紗。梓紗に分かり易く説明できるように考えてたよ」
「えっ、あ、ありがと」
「じゃぁ、1回しか言わないから聞いててね」
「うん」
「俺は、梓紗が好きです」
・・・・ん?
今…伊野ちゃん…、え?!
「え、なんで?!」
「なんでって…分かり易く説明したの」
「違うくて!アタシが言ったのは数式の話で・・・!」
「そんなの分かってるよ」
どうしよう、伊野ちゃんが…え?!
そんな、まさか、嘘でしょ!?
「でも今言ったコトは数式とか全然関係ないじゃん!」
「うん、そうだよ」
「そうだよって・・・」
「んで?」
「・・・え?」
「梓紗は?俺のコトどう思ってるの?」
え、どうしよう。
「伊野ちゃん…さっき言ったコトって冗談?」
「バカ、冗談な訳ないでしょ」
「うぅ・・・バカですよ」
「分かった、分かったから。梓紗はどうなの?
嫌いなら嫌いってハッキリ言って?」
「・・・嫌いじゃない」
「それって?普通ってこと?友達ってこと?」
「・・・好き」
「え?何?」
「アタシだって、伊野ちゃん好きだよぉ!」
「・・・マヂで?」
「・・・うん」
伊野ちゃんの顔は真っ赤だった。
アタシの顔は伊野ちゃん以上に真っ赤なんじゃないかな。
どうする?1日目でこんな展開。
「付き合ってくれる?」
「バカ、俺から告ったのに。なんでそんなコト聞くの」
「伊野ちゃん、さっきからバカ言い過ぎ!」
「だって…68点でしょ?笑」
「あ、ヒドイ!忘れてたのに!」
「あーもー、梓紗は可愛いなぁ」
「・・・なっ」
「これからは慧って呼べよ?」
「・・・徐々にね」
「うっわ、何それ」
「伊野尾先生!授業始めてください!」
「早速名字だし…ま、いっか♪」
アタシだけのイケメン教師は、
生徒と付き合ってる、イケナイ先生。
*その後*
「梓紗、テストどうだった?」
「慧、まだアタシのことバカだと思ってるね?」
「おおおおお、思ってないよ?」
「なんとね、満点だった!」
「マヂで?!やっぱり俺の教え方に感謝だね」
「うわー、伊野尾先生自意識過剰ーっ!」
「静かにしなさい!」
数学のテスト。
70点以上が合格らしいんだけど、
アタシはわずかに68点。
「マヂでー?!
今までギリギリでも合格してたのに!ヤバっ!」
「いいじゃんっ、梓紗♪
そういう気分も味わってみなって」
「そういう問題?!」
イケメン教師の秘密
「橘ー」
「はいっ、なんですか」
「お前、どうした?初めてじゃないか、不合格なんて」
「え、先生。なんですか、それ」
「いや、まさかな、と思って」
「…で、なんなんですか!なんで呼んだんですか?
これを言うためだけに呼んだわけじゃないですよね?!」
「…わかんないトコあったのか?」
「あー、はい、まぁ。なんとかなるかなーとかって」
「と、思いまして先生は!」
…何考えてるんだこの人。
ホントに教師か?
「今回の数学満点だった、伊野尾にお前に数学みてもらうことにしたからっ!」
・・・・はい?
「え、なんでですか?!」
「いーから、習っておきなさい。伊野尾からは了解、得たから。
再テストの2週間後までだから」
「え、そんな」
「どうしよう…、早絵…伊野ちゃんがアタシの先生だって」
「良かったじゃんー!伊野ちゃん気になってたんでしょ?!」
「う…、気になるっていうか・・・・好き、かな…」
「きゃぁ!梓紗青春だねぇ!
今回ばかりは先生に感謝しときな!
じゃぁ、これから授業受けるんでしょ?アタシ帰るね、じゃぁね!」
「ばいばーい」
伊野ちゃんとは前から仲良かったけど、
好きだって気づいたのはごく最近。
伊野ちゃんが頭いいっていうのは知ってたけど、
まさかあんな難しそうなテストで100点なんて…。
ガラッ
「おー梓紗、68点だってなーぁ!お疲れっ♪」
「何それ、ヒドすぎでしょ!!」
ひゃー、話しかけられただけでもドキドキするー。
好きだなんて気付かなきゃ良かったー!!
「はい、じゃぁ始めよっか」
「う、うん」
ここがね、と説明を始める伊野ちゃん。
シャーペンを持ってノートを開く伊野ちゃんの手が
すっごく綺麗で見とれていた。
「梓紗?何、どうした?」
「あ、いや!なんでもない!!んで、どうすんの?!」
「あー…うん、ここがこの公式で…」
恥ずかしくてノートに顔をうずめるアタシ。
伊野ちゃんの手が目の前に伸びてきてビックリして顔を上げた。
・・・伊野ちゃん、近い・・・。
伊野ちゃんの顔がめっちゃ近い…。
どうしよう、顔絶対赤くなってるよ!
「ごめん!ちょっとトイレ行ってくるね!
アタシに分かり易く説明できるように考えてて!」
「え、ちょ、梓紗」
2週間ももたないよ、、、
教室に戻ると…伊野ちゃん、すごく考えてた。
悪いこと・・・しちゃったかな?
「伊野ちゃん?」
「ああ、梓紗。梓紗に分かり易く説明できるように考えてたよ」
「えっ、あ、ありがと」
「じゃぁ、1回しか言わないから聞いててね」
「うん」
「俺は、梓紗が好きです」
・・・・ん?
今…伊野ちゃん…、え?!
「え、なんで?!」
「なんでって…分かり易く説明したの」
「違うくて!アタシが言ったのは数式の話で・・・!」
「そんなの分かってるよ」
どうしよう、伊野ちゃんが…え?!
そんな、まさか、嘘でしょ!?
「でも今言ったコトは数式とか全然関係ないじゃん!」
「うん、そうだよ」
「そうだよって・・・」
「んで?」
「・・・え?」
「梓紗は?俺のコトどう思ってるの?」
え、どうしよう。
「伊野ちゃん…さっき言ったコトって冗談?」
「バカ、冗談な訳ないでしょ」
「うぅ・・・バカですよ」
「分かった、分かったから。梓紗はどうなの?
嫌いなら嫌いってハッキリ言って?」
「・・・嫌いじゃない」
「それって?普通ってこと?友達ってこと?」
「・・・好き」
「え?何?」
「アタシだって、伊野ちゃん好きだよぉ!」
「・・・マヂで?」
「・・・うん」
伊野ちゃんの顔は真っ赤だった。
アタシの顔は伊野ちゃん以上に真っ赤なんじゃないかな。
どうする?1日目でこんな展開。
「付き合ってくれる?」
「バカ、俺から告ったのに。なんでそんなコト聞くの」
「伊野ちゃん、さっきからバカ言い過ぎ!」
「だって…68点でしょ?笑」
「あ、ヒドイ!忘れてたのに!」
「あーもー、梓紗は可愛いなぁ」
「・・・なっ」
「これからは慧って呼べよ?」
「・・・徐々にね」
「うっわ、何それ」
「伊野尾先生!授業始めてください!」
「早速名字だし…ま、いっか♪」
アタシだけのイケメン教師は、
生徒と付き合ってる、イケナイ先生。
*その後*
「梓紗、テストどうだった?」
「慧、まだアタシのことバカだと思ってるね?」
「おおおおお、思ってないよ?」
「なんとね、満点だった!」
「マヂで?!やっぱり俺の教え方に感謝だね」
「うわー、伊野尾先生自意識過剰ーっ!」
「静かにしなさい!」
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