ドリーム小説
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ねぇ…お前はいっつもアイツばっかり。
こっちは見てくんねーの?
「橘ーっ」
「お、二階堂ーっ、何?」
「別にー…ただ呼んでみただけー」
「ははっ、何だそれ」
そう言ってほほ笑みかけては、また戻っちゃう。
だって、声かけないと一生こっち向かない気がして。
ずーっと、アイツばっかり見てる。
俺の方なんか全然向いてくれないんだもん。
そんなの…橘可愛いんだから、
告ったらすぐ付き合えちゃうじゃん。
「たまにはこっち見てよ…」
「ん?二階堂なんか言った?」
「いや?別に」
この声が届くだけ、いいと思おう。
繋がりがあるだけいーじゃんか。
…それだけじゃ満足できないのに、
自分にいいきかせてみたり。
大丈夫、
もっと素敵な人が見つかるって。
なーんて、思えればいっそ楽なのに。
自分にいいきかせてみたり。
大丈夫、
もっと素敵な人が見つかるって。
なーんて、思えればいっそ楽なのに。
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