ドリーム小説
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「ばっか、お前!」
「全然似てないつーの!」
「はー?これ会場バカうけだったんだかんな?」
「いや、その子達も冷静に見たらそうでもないと思うよ?」
「どんだけ失礼だよお前ら!」
「何?また河合くん見てんの?」
「…うん」
「何がおもしろいの、河合見て」
「おもしろそうなコトやってんじゃん」
「…大丈夫?」
河合くん…
クラスメイトなだけ、ラッキーだって思おう…
て、そんなの無理に決まってんじゃん!
クラスが同じになっちゃったら、
今まで見えなかったいいトコも、意外な一面も、
色々見えちゃって…
余計好きになっちゃったじゃん。
「うあーっ!!」
アタシはやるせなくなって、机に伏せた。
「ちょっとー、おかしくなんないでね?」
「んー…」
なんであんなにカッコいいんだよー。
もうちょっと手加減してくれー。
「いつかは告るんでしょ?」
「…いつかね」
「…ホントに河合くん好きなのー?」
「なに今更!好きだってばあ」
顔をあげると…
「…え、ちょ、待った…俺どうしたらいいの?!」
オドオドしてる河合くんの姿があった。
キッと友達を睨むと、歯を出して笑い、ピースをしてた。
「河合くん…」
「…え、いや、ごめん、聞いちゃいけなかったことを…」
「あのさ、」
「…は、い」
「付き合ってくれませんか?」
「あー、もう…先に言われるなんて…」
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